日程2010年1月6日(水) - 2010年1月20日(水)
会期: | 2010年1月6日(水)-1月20日(水) 1月12日(火)休館 午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで) |
会場: | 東京藝術大学大学美術館 B2F 展示室2 |
油画という呼び名は、絵の具の定着に油を用いた絵画の名称ですが、同時に西欧絵画の代名詞として使われてきました。当時、墨を中心とした絵画の伝統の中にあった日本美術界にとって、油をメディウムにした絵画には少なからず驚かされ、そこに新しい時代を感じたに違いありません。しかしながら、これに対して現代では技術が新たな脅威となりつつあり、デジタルの向こう側とこちら側といった分離が生まれています。 ※本展示は、「デジタルメディアを基盤とした21世紀の芸術創造」研究プロジェクト、独立行政法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST)の一環として開催されています。 |
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観覧料: | 無料 |
主催: | 東京藝術大学 大学院映像研究科 メディア映像専攻 藤幡研究室 美術学部 絵画科 油画技法材料専攻 佐藤研究室 東京工業大学 情報理工学研究科 計算工学専攻 中嶋・齋藤研究室 |
協力: | ホルベイン工業株式会社 |
<問い合わせ> ハローダイヤル:03-5777-8600 |
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公式ウェブサイト | |
関連企画: | |
「OPS:油画描画シミュレータ」講座 | |
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第1回:1月9日[土]/1月16日[土]14:00~15:30 開発スタッフがソフトウェアの使い方を丁寧に指導し、講座で制作した作品はデータとして持ち帰ることがます。 |
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油画技法材料研究室関連企画「俺のモナリザ展」 | |
日時:2010年1月12日(火)~15日(金) 9:00~19:30(最終日は18:00まで) |
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トーク・セッション「油画描画シミュレータをめぐって」 | |
日時:2010年1月17 日(日)午後2時~4時半 ●セッション1「シミュレータ開発にあたって」午後2~3時 ●セッション2「シミュレータの可能性と展望」午後3時半~4時半 東京藝術大学と東京工業大学は、2004年から油絵をコンピュータ上でシミュレートするソフトウエアの開発を行ってきました。このシミュレータは、絵具、筆、キャンバス間の相関関係をアルゴリズムによってモデル化し、コンピュータ上でリアルタイムに油絵描画を実現するペイントソフトです。従来は、2次元配列の画素(ピクセル)をベースにした色指定であったのに対し、このシミュレータでは、各画素が3次元の立体データとして定義されており、絵具がキャンバスと筆の間を物理的に移動する様を計算によって実現しています。この成果報告展である「デジタル・オイル・ペインティング展」の関連イベントとしてトークセッションを行います。 主催: |
天候・災害等の状況により、臨時に休館、開館時間の変更を行う場合があります。
ハローダイヤル【050-5541-8600】でご確認ください。
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