| 彫刻の時間—継承と展開—
 
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         | 会期: | 2011年10月7日(金)- 11月6日(日) 月曜休館  ※ただし10月10日(月・祝)は開館
 午前10時―午後5時(入館は午後4時30分まで)
 
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         | 会場: | 東京藝術大学大学美術館 | 
	
         | 観覧料: | 一般1,000(800)円 高校・大学生600(500)円(中学生以下は無料) * ( )は20名以上の団体料金(団体観覧者20名につき1名の引率者は無料)
 * 障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
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         | 主催: | 東京藝術大学 | 
	
         | 助成: | 公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団 藝大フレンズ賛助金助成事業
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 東京藝術大学美術学部彫刻科は、前身である東京美術学校創立以来120余年の長い歴史を持ちます。竹内久一、高村光雲の二人の教授による指導から始まった彫刻科の教育も幾多の改革を経て、数多くの彫刻家を輩出し、現在に至っています。この展覧会は彫刻科が企画し、二つの柱で構成されます。一つは、藝大コレクションの名品を中心に出品します。飛鳥・白鳳の仏像から、近・現代の彫刻まで、日本彫刻の歴史を一望できる彫刻をセレクトし展示します。
 もう一つの柱は、名誉教授、現職教員の展示です。空間を意識的に使い、現代の彫刻のあり様、個々の彫刻観の違いを提示するというものです。また今回の目玉として、橋本平八の作品17点と、平櫛田中の作品29点の展示です。この二人の彫刻家は、明治時代、ヨーロッパから導入されその後大きな潮流となった近代塑造彫刻と比較する上で、また日本の彫刻の独自性を検証する上でも、あらためて注目されている彫刻家です。橋本平八の収蔵作品には、「花園に遊ぶ天女」「或日の少女」「裸形の少年像」などの代表作を含み、その充実度は他に類を見ないもので、一同に展示されることも初めての試みで、大いに注目されることでしょう。彫刻の時間―日本彫刻の継続し展開する魅力をお楽しみ下さい。関連イベントとして、講演会、シンポジウム、ギャラリートークを行います。ふるって御参加下さい。
 
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	| 出品リスト(PDF, 343KB) | 
	
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 【関連事業】
 
 ■講演会「近代彫刻史上の平櫛田中と橋本平八」
 
 毛利伊知郎|三重県立美術館副館長
 2011年10月16日(日)14:00〜 入場無料
 東京藝術大学美術学部中央棟第1講義室
 
 ■シンポジウム「大学の彫刻教育」
 
 □パネリスト
 土屋公雄 | 愛知県立芸術大学教授
 中瀬康志 | 金沢美術工芸大学教授
 多和圭三 | 多摩美術大学教授
 伊藤 誠 | 武蔵野美術大学教授
 林 武史 | 東京藝術大学准教授
 □司会
 深井 隆 | 東京藝術大学教授
 2011年10月9日(日)14:00〜 入場無料
 東京藝術大学美術学部中央棟第1講義室
 
 ■ギャラリートーク
 
 □彫刻科教授による出品作品の解説
 ・木戸 修「名誉教授・現職教員の作品」
 2011年10月10日(月・祝)14:00〜
 ・深井 隆「日本の木彫」
 2011年10月23日(日)14:00〜
 ・北郷 悟「近代彫刻の流れ」
 2011年10月30日(日)14:00〜
 
 集合場所 藝大美術館エントランスホール
 予約不要 ただし入場券が必要です
 
 
 
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         | 問い合わせ: | ハローダイヤル 03-5777-8600 |