彫刻―気概と意外
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会期: |
2016年9月28日(水) - 10月10日(月・祝) 午前10時 - 午後5時(金曜日は午後7時まで) 入館は閉館の30分前まで |
休館日: |
会期中無休 |
会場: |
東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階、およびその周辺 |
観覧料: |
無料 |
主催: | 東京藝術大学美術学部彫刻科 |
助成: | アサヒグループ芸術文化財団、花王芸術・科学財団、野村財団芸術文化助成金、藝大フレンズ賛助金助成事業 |
協力: | 広島市立大学美術学部 小山登美夫ギャラリー、橘画廊、成山画廊、山本現代(50音順)
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本展は東京藝術大学美術学部彫刻科教員が自ら企画し、制作者の立場から彫刻の可能性と力を社会に発信し続けている展覧会の第9回目である。今回は「彫刻?気概と意外」というタイトルで彫刻展を開催する。成長から成熟へ社会の移行が唱えられる時代を迎えても、消費のスピードは衰えず価値はめまぐるしく変化を続けている。この時代、芸術家には困難に立ち向かい越えてゆこうとする「気概」が求められている気がする。彫刻も同様である。多様化した彫刻という概念はどこまで広がっていくのか。角が取れてのっぺりとした均質な世界では「彫刻」という概念も削ぎ落とされ必要とされなくなるのかもしれない。しかしながら、この時代にあえて彫刻を作るのであれば次の世界を目指さなければならない。それにはアトリエという荒野でひとり素材と歴史とに孤独に向き合い、まなざしの向こう側の「意外」を迎える準備を怠ってはいけない。どんな状況でも彫刻の可能性を信じ、粛々と作り続けている作家達から現代の気概ある新しい彫刻表現を考えてみたい。
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【出品作家】
池島康輔、井田大介、伊東敏光、井原宏蕗、大竹利絵子、今野健太、高見直宏、原真一
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【アーティストトーク】
東京藝術大学大学美術館陳列館の各展示場所にて、作家が出品作品について語ります。
日時:10月10日(月・祝)午後2時から
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問い合わせ: |
ハローダイヤル03-5777-8600 |