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いま、被災地から

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関根正二《姉弟》福島県立美術館蔵

shunsuke

松本竣介《盛岡風景》岩手県立美術館蔵

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酒井三良《雪に埋もれつつ正月はゆく》福島県立美術館蔵

eikichi

高橋英吉《潮音》石巻文化センター蔵

namiecho

浪江町棚塩集会所 2013年6月25日撮影

tomiokacho

富岡町文化交流センター 2013年5月28日撮影

いま、被災地から −岩手・宮城・福島の美術と震災復興−

会期: 2016年5月17日(火)- 6月26日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 毎週月曜日
会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4
観覧料: 一般800円(600円)、高校・大学生500円(400円)、中学生以下は無料
* ( )は20名以上の団体料金
* 団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
* 障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
主催:東京藝術大学、全国美術館会議、岩手県立美術館、宮城県美術館、福島県立美術館
共催:NHK、朝日新聞社、東京新聞、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
後援:文化庁
協力:印象社、ヤマトロジスティクス

 2011年の東日本大震災では陸前高田市立博物館、石巻文化センターなど多数のミュージアム施設が被災して、貴重な文化財をはじめとして多くの文化資源、美術資料が損傷しました。しかしその直後から支援の手が全国から差し伸べられ、資金援助や寄附などもあり、復興活動が始まりました。
 美術資料に関しては全国美術館会議がいちはやく東日本大震災復興対策委員会を立ち上げて、岩手県、宮城県、福島県の県立美術館などと連携しながら作品の救出、修復、復元などの事業を計画的、継続的に実施してきました。
 2016年を迎えてもその作業は終わりませんが、それらの経過を報告する企画展が東京の東北地方への玄関口ともいえる上野で開催されます。被災状況、救出活動などを臨場感あふれる写真で紹介し、修復された作品の一部を展示するとともに、この機会に東北地方ゆかりの近現代作家の秀逸な作品を一堂に展示いたします。文化財保護を考える一方で東北地方の豊かな美術文化の土壌を体感できる貴重な機会となります。

問い合わせ: ハローダイヤル03-5777-8600
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