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皇室の彩


東京藝術大学創立130周年記念特別展
「皇室の彩(いろどり) 百年前の文化プロジェクト」
会期: 2017年10月28日(土)−11月26日(日)
午前9時 30分− 午後5時(入館は午後4時30分まで)
※会期中の金・土曜日は午後 8 時まで開館(入館は午後 7 時 30 分まで)
休館日: 月曜日
会場: 東京藝術大学大学美術館 展示室1、2
観覧料: 一般1300円(1100円)、高・大学生800円(600円)、中学生以下は無料
* ( )は前売券及び20名以上の団体料金
* 団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
* 障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」との相互割引について(PDF,374KB)
主催: 東京藝術大学、NHK、NHKプロモーション
協力: 宮内庁

およそ 100 年前。大正から昭和最初期の頃に、皇室の方々の御成婚や御即位などの御祝いのために、当代選りすぐりの美術工芸家たちが技術の粋を尽くして献上品を制作しました。中には、大勢の作家たちが関わった国家規模の文化プロジェクトがありましたが、今日ではそれを知る者がほとんどいなくなっています。いったん献上されたそれら美術工芸品は、宮殿などに飾り置かれていたために、一般の人々の目に触れる機会が極めて限られてきたからです。
古くから皇室は、日本の文化を育み、伝えてきましたが、近代になってからは、さまざまな展覧会への行幸啓や作品の御買上げ、宮殿の室内装飾作品の依頼などによって文化振興に寄与してきました。皇室の御慶事に際しての献上品の制作は、制作者にとって最高の栄誉となり、伝統技術の継承と発展につながる文化政策の一面を担っていました。大正期には、東京美術学校(現、東京藝術大学。以下美術学校)5代校長・正木直彦(1862 〜 1940)の指揮下で全国の各分野を代表する作家も含めて展開された作品がこの時代の美の最高峰として制作されました。本展では、宮内庁に現存する作品とともに、その制作にまつわる作品や資料を紹介いたします。
また本展は、東京美術学校を継承する東京藝術大学の創立130周年を記念して、東京美術学校にゆかりある皇室に関わる名作の数々も合わせて展示いたします。皇室献上後、皇居外で初めて公開される作品を中心に、100年前の皇室が支えた文化プロジェクトの精華をお楽しみください。

出品リスト(PDF, 77.3KB)

【イベント情報】
■11月3日(金・祝)午後2時−午後3時30分(開場:午後1時30分)
講演会「東京美術学校による皇室献上品制作(仮)」
講師:当館教授 黒川廣子
会場:東京藝術大学美術学部中央棟1階第1講義室
定員:170名

■11月18日(土)午後2時−午後3時30分(開場:午後1時30分)
講演会「近代皇室の文化継承―古典美を伝え、新しきを育む」
講師:宮内庁三の丸尚蔵館 学芸室主任研究官 太田彩
会場:東京藝術大学美術学部中央棟1階第1講義室
定員:170名

参加方法:当日午後1時より、第1講義室前の受付にて整理券を配付します。(先着170名)
※ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。
※整理券は1人につき1枚お渡ししますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずグループ全員がお揃いになりましてから整理券配付の列にお並び下さい。

【図録の販売窓口について】
・展覧会会場ショップ(本展会期中に限る) ※会場での販売終了
・通信販売につきましては、NHKプロモーションのホームページ(送料等がかかります)にて対応しています。
・全国書店(amazonを含む)での販売は、好評につき、お取り寄せ等に時間がかかる場合がございます。
※予定販売数に達し次第、販売を終了いたしますので予めご了承ください。
2,400円(税込)
判型:B5変形(横186mm×縦250mm)
頁数:232頁
ISBN:978-4-568-10497-4

問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600
プレス問い合わせ:
株式会社ミューズ・ピーアール(担当:大山・川本・高橋)
〒107-0052 港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャル770
TEL:03-6804-5045 FAX:03-5785-2627  e-mail:info@musepr.co.jp
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