| 菅野健一 退任記念展 -Conditor alme siderum-
 
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         | 会期: | 2017年11月3日(金)-11月12日(日) 午前9時30分 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
 ※会期中の金・土曜日は午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
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         | 休館日: | 11月6日(月) | 
		
         | 会場: | 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3 | 
		
         | 観覧料: | 無料 | 
	
         | 主催: | 東京藝術大学美術学部、東京藝術大学大学美術館 | 
	
         | 企画: | 東京藝術大学美術学部工芸科染織 | 
	
         | 助成: | 東京藝術大学美術学部 杜の会 | 
	
         | 協賛: | 株式会社ミマキエンジニアリング、パナック株式会社 | 
	
	  | 本展覧会は2006年より東京藝術大学工芸科染織に在籍しました、菅野健一の退任記念展です。紆余曲折と日々の思索を通して、自身の内側から湧き出るエネルギーを形にしてきました。初期は「無常」や「虚空」というものに興味があり、事象は常に変貌するが、宇宙は全てを包み込んでいるという想いが占めていました。自身の生きる空間もそれの延長上あると認識し、夢窓疎石による作庭空間などにあこがれた時期でもありました。画面に形態を配列することで、形態同士が相互に共鳴して発生するエネルギーに充ちた場の創出を試みた時期でした。
 その後、思考の原点の転換がおこりましたが、宇宙に対する想いに変化はありません。虚空の空間から〈いのち〉が飛び出してきたのです。束縛から解かれたように奇妙な生命体がつぎつぎと生まれでてきました。偏在するエネルギーが凝縮して生命体の形をとって現れてきたかのようでした。いきものの様相はなぜか滑稽です。なんだか虚飾や虚勢の鎧を脱ぎ捨てたかのようでもあります。人は永遠に解放されたいと望んでいるのかもしれません。
 「Conditor alme siderum・・・」
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         | 問い合わせ: | ハローダイヤル03-5777-8600 |