会期
2020年11月2日(月)- 11月15日(日)
午後10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会期中無休
※ 本展は事前予約制ではありませんが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。
会場
東京藝術大学大学美術館 陳列館1階
観覧料
無料
主催
東京藝術大学 文化財保存修復センター準備室
協力
一般財団法人松澤宥プサイの部屋、株式会社日展、慶應義塾大学アート・センター、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室、長野県信濃美術館、富士シリシア化学株式会社、JSPS科研費JP18K00200「ポスト1968年表現共同体の研究:松澤宥アーカイブズを基軸として」、JSPS科研費JP19H01221「芸術における真正性と同一性の保存 ―リバース・コンサベーションの確立」、JSPS科研費18KK0282「色彩情報学と材料物性学の融合による文化財保存・修復技術の構築」(敬称略、五十音順)
渋谷のマンションの一室にある日比野克彦氏のアトリエは、老朽化による建て替えのため間もなくその空間が失われます。アトリエは日比野氏の活動に伴い、制作の場、事務所、倉庫、あるいは生活の場といった多様な役割を経ながら現在に至り、まさに日比野克彦という人間を表す空間といえます。
このたび文化財保存修復センター準備室では、アトリエ保存プロジェクトを発足することとなりました。文化財保存といえば、油絵や仏像の修復などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、アトリエの保存を考える上では、作品のみならず、画材、生活用品、壁の落書き、マンション、さらにはアトリエが存在する渋谷の街までもが保存の対象といえます。本展覧会では、アトリエを構成する各要素について様々な保存事例を提示することにより、アトリエの保存、ひいては作家・日比野克彦の保存に挑みます。本展覧会が、芸術に携わる東京藝術大学の学生を含め、全ての来場者の方にとって、芸術の保存がリアリティあるものとして感じられるきっかけとなることを願っています。
【ギャラリートーク(参加無料・抽選制)】
日比野克彦氏による解説を聞きながら展覧会を鑑賞します。
日比野氏の作品やアトリエを構成する各要素について日比野氏本人の言葉で語っていただきます。
日時:11月8日(日)13:00 - 14:00
人数:20名
申込方法:
以下のお問い合わせフォームより、①氏名 ②人数(最大2名) ③連絡先をご送信ください。厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。応募締め切り(10月26日)後、当選者のみにメールにて通知させていただきます。
お問い合わせフォーム:
https://hibino-hozon.geidai.ac.jp/contact
応募締切:10月26日
注意:
本イベントは後日、展覧会ホームページにてアーカイブ動画の配信を予定しています。イベント参加者の方々にはなるべくお顔が映らないよう配慮いたしますが、映り込む可能性があることをご了承ください。
問い合わせ
ハローダイヤル 03-5777-8600
展覧会公式サイト
https://hibino-hozon.geidai.ac.jp
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