日程2021年6月5日(土) - 2021年6月13日(日)
新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止のため「美しさの新機軸 ―日本画・彫刻 過去から未来へ―」展は、芳泉文化財団の判断により、大変残念ながら中止といたします。
本展覧会を楽しみにしてくださっていた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
模写の近代 模写の現代 公益財団法人芳泉文化財団10周年記念特別展
2021年6月5日(土) - 6月13日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会期中無休
※本展は事前予約制ではありませんが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。
東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2
無料
東京藝術大学、芳泉文化財団
古典の日推進委員会
公益財団法人芳泉文化財団は、日本の芸術文化の保全と振興に寄与することを目的として、平成21年に設立いたしました。「日本画・彫刻の保存・修復」、「日本映画の制作・研究」の二分野において、その担い手を育英している大学研究室や大学院生へ助成支援を行っております。
文化財保存学「日本画・彫刻」の研究助成事業は、「過去の大切な遺産を、未来へきちんと伝えていく」という理念のもと、東京藝術大学大学院、愛知県立芸術大学大学院、京都市立芸術大学大学院、金沢美術工芸大学大学院、東北芸術工科大学大学院の5大学院に所属する若手研究者並びに大学院生を対象として、毎年選考の上、各研究へ助成金による支援を行っております。
本展覧会は、日本画・彫刻助成事業の一環として2年に一度、当財団から助成を受けた文化財保存学「日本画・彫刻」の研究成果を発表するものであり、今回で五回目を迎えます。このたびは平成29年度・平成30年度の助成者を中心として7名もの研究成果作品を一堂に会して開催をするものです。古画の復元、いにしえの技法の復元のみならず日本独自の技法の研究を通じて世界各地の遺物の保存修復など幅広い研究発表作品を一般公開で展示します。
また、同時開催する特別展「模写の近代 模写の現代」では、公益財団法人芳泉文化財団の研究助成支援が10周年をむかえたことを記念し、過去に助成を受けて制作された作品の選抜展示と、模写の歴史を展示します。現代の模写教育が形成される過程にあった模写作品と、模写による最先端の研究を並べることで、模写が文化の保存継承に大きく寄与し、かつ新たな時代を築く礎になっていることを紹介します。本展覧会を通し、近代から現代の模写を振り返り、模写のもつ研究としての姿を映し出すとともに、これからの模写が進む道を考える場を提供することができれば幸いです。
是非、日本の芸術文化を担う文化財保存学「日本画・彫刻」の世界をお楽しみください。
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