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展覧会・催し物

「キャッチャー・オヴ・ザ・フェルド」 伐採木からの造形の可能性について

日程2025年10月15日(水) - 2025年10月26日(日)

「キャッチャー・オヴ・ザ・フェルド」 伐採木からの造形の可能性について

会期

2025年10月15日(水) - 10月26日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
*ただし、 2025年10月23日は19:00まで開館

休館日

会期中無休

会場

東京藝術大学大学美術館 取手館 多目的ホール

観覧料

無料

主催

東京藝術大学「キャッチャー・オヴ・ザ・フェルド」実行委員会

特別協力

取手市教育委員会

協力

東京藝術大学素材造形(木工芸)研究室 木材造形工房 ヤギの目 雑木部

後援

取手アートプロジェクト

助成

地域中核プロジェクト

展覧会概要

伐採木から始まる手仕事と造形の可能性について展示を考えたい。

取手市立白山小学校で伐採された学校のシンボルの桜の巨木を活用し、また取手校地の学生らと学内などの伐採木を使った作品と地域連携型アートの展示を企画する。この企画では、伐採木を「与える存在(Giver)」として受け取り、手仕事によって形を与える「キャッチャー(Catcher)」としての我々が制作を行い、木が持つ物語や記憶と再生を試みた。

高度に効率化された社会の中での商品としての木材と異なり、伐採木は来歴が明確で、多様な創造の可能性を秘めている。これらで制作をする事を通して、過去の知恵や手仕事を尊重し、自然とのつながりを見直す機会を生み出そうと思う。失われた「大きな物語」に代わって、「小さな物語」が人と世界をつなぐ役割を果たすと信じている。

私たちは未来のアートのあり方として、経済システムに依存をし過ぎず、身近な素材を価値あるものとし、古来の方法論を活かしながら、善意と贈与を基盤に据える姿勢の取り組みを作ろうと思う。それは新たなアートエコシステムを構築する手がかりだと思っている。

参加者

ゲストアーティスト
雨宮庸介、臼井仁美、中崎透

参加学生
荒川弘憲、有村聡美、石橋幸大、大谷玲央、亀岡信之助、永井大地、時松春佳、山川旭、リ・チエ

参加教員
小沢剛、薗部秀徳、林奈緒子、目次伯光

関連プログラム

・10月23日16時30分ライブイベント「円環のための火時と水」17時30分〜トークイベント(雨宮庸介、今村有策、小沢剛、薗部秀徳、ほか)

・10月18日19日25日26日週末イベント「すべすべ積み木を探せ!」 開館時間内は自由参加。

アクセス

東京藝術大学取手キャンパス
大学美術館取手館(茨城県取手市小文間5000)

JR常磐線・関東鉄道常総線
取手駅東口前2番乗り場から大利根交通バスで約15分、
「東京藝術大学」または「東京芸大前」下車 徒歩5分

※ 大利根交通バス「取手駅」発の時刻表はこちらをご参照ください。
※ 交通系ICカードは使用できません。現金のみ・前払い(330円)。
※ 上野駅から取手駅までは約40分。
※ 駐車場あり。

toride_annex_map.png

問い合わせ

toride-museum-info[@]ml.geidai.ac.jp
※ ハローダイヤルには対応しておりません。

天候・災害等の状況により、臨時に休館、開館時間の変更を行う場合があります。
ハローダイヤル【050-5541-8600】でご確認ください。

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