日程2013年4月5日(金) - 2013年5月6日(月・祝)
東京藝術大学の前身である東京美術学校は、明治22年の開校に先立ってコレクションの収集を開始しました。以来120年余りにわたって収集されてきた作品は、28,500件以上にのぼります。本展覧会ではその中から、日本画・西洋画・彫刻・工芸の主要作品を公開いたします。また特集展示として、二つの観点からコレクションをご紹介します。
特集展示①都市を描く―移りゆく東京と画家文明開化以来、東京はその姿を大きく変えてゆきます。都市は人力車、鉄橋、煙突、電線、電車など新たなものであふれ、人々は洋服を着て街に繰り出します。画家たちはそうした新しい都市の姿にしばしば絵画のモチーフを求めました。この特集では、明治から昭和にかけて姿を変えてゆく都市とそこに生活する人々を、同時代の画家たちの目を通して追います。
特集展示②修復記念 小磯良平《彼の休息》?昭和を代表する洋画家のひとり小磯良平は、昭和2年に本学の西洋画科を卒業し、昭和28年から46年まで本学の教授を務めました。平成24年度に修復を終えた小磯の卒業制作《彼の休息》を、彼の《自画像》とあわせて公開します。
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