日程2022年6月4日(土) - 2022年6月12日(日)
2022年6月4日(土) - 6月12日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
※本展は事前予約制ではありませんが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。
月曜日
東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2
無料
東京藝術大学、芳泉文化財団
古典の日推進委員会
第五回目の開催となる今回は、平成29年度、平成30年度の助成者7名による研究成果を発表展示いたします。世界各地の文化を内包しつつ、日本で育まれた「日本画と彫刻」の伝統や歴史をひも解くこれらの研究は、文化の保存と継承に大きく寄与し、かつ新たな時代を築く礎となることでしょう。また、研究成果を公開することを通じて、ひろく一般の皆様からのご理解を賜りますとともに、研究者たちの今後の活躍の励みとなりますことを願っております。
同時開催の「模写の近代 模写の現代」では、現代の模写教育が形成される過程にあった模写作品と、模写による最先端の研究を比較展示いたします。
第一部「模写の近代」では、東京藝術大学と京都市立芸術大学が所蔵する近代の模写を並べ、東西の模写の歴史を振り返ります。昭和14年には、国の主導で法隆寺壁画保存調査会が設立され、東京美術学校や京都市立絵画専門学校で学んだ東西の画家たちの手によって現状模写が描かれました。その姿勢や観察眼は現代の模写にも引き継がれています。
第二部「模写の現代」では、芳泉文化財団の助成を受けて達成された研究成果を展示します。現代では精度の高い模写を通した文化財の学術的な研究という分野が発展してきました。熟覧調査、サンプル制作、科学分析、文献調査などを踏まえて描かれた模写が文化財の研究に次々と新生面を切り拓いています。
本展覧会を通し、近代から現代の模写を振り返り、模写のもつ研究としての姿を映し出すとともに、これからの模写が進む道を考える場を提供することができれば幸いです。
ハローダイヤル:050-5541-8600
天候・災害等の状況により、臨時に休館、開館時間の変更を行う場合があります。
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