上野校舎における、当時の芸術資料館分館として、取手校地の入り口のやや緩やかな丘陵地に建設されました。
上野校地の収蔵庫不足を解消することを最大の目的として建てられたため、2・3階は収蔵庫と撮影室、1階に多目的ホールと事務室が配されています。
「芸大らしい建築のあり方」を模索するために、「ウォール・ミュージアム」構想が提唱されました。
建物各所に設計当時の教官の自由な創作活動の場として作品が設置されたため、環境ミュージアム的な場が形成されています。
鉄骨鉄筋3階建
延2,945平米
平成6年(1994)9月竣工
六角鬼丈 設計
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